Cato Networksが資金を2億ドル追加調達、市場評価額は25億ドルへ。大手企業のSASE導入を加速

11月 18th, 2021

Catoの評価額は1年間で倍増。

これまでに総額5億32百万ドルの資金調達を達成。

テルアビブ(イスラエル)、 2021年10月19日 – 世界初のSASEプラットフォームを提供する、Cato Networks(市場評価額25億ドル)が、これまで最大の2億ドルの資金調達を発表。今回の資金調達は、Lightspeed Venture Partnersがリーダーとなり、既存の投資家である、Greylock、Aspect Ventures/Acrew Capital、Cootue、Singtel Innov8、Shlomo Kramerが参加しました。Catoは、この新たな資金調達により、販売、技術、事業の拡大を推進し、大手企業のセキュリティおよびグローバルネットワークのニーズをさらに支援してまいります。

Shlomo Kramer

Cato Networks CEO兼共同設立者、シュロモ・クレイマーは、「Catoは、SASEトランスフォーメーションの最前線に立っています」と述べ、以下のように続けています。「大手企業のお客様が、グローバルネットワークとしてCatoを導入し、実証済みの成熟度の高いCato SASEプラットフォームにより、運用およびビジネス面でのメリットを実感されておられます。Catoは、お客様やパートナーから高く評価されている、『アジリティ、シンプルさ、ビジネスの容易さ』という、独自のDNAを維持しながら、サービス機能、グローバルなフットプリント、セールス・マーケティングチームを急速に拡張しています」

クラウドネイティブSASEアーキテクチャの大手企業による採用が拡大

デジタルトランスフォーメーションの中核をなすのは、いつでも、どこからでも、アプリケーションに安全かつ最適にアクセスできることです。従来のIT環境を支える、ネットワーキング、セキュリティ、アクセスからなる3つのサイロの境界をまたぐ、最適化されたセキュアなアクセスは、お客様やソリューションプロバイダーにとって理解し難いものでした

このようなサイロを解消することが、Cato SASEカテゴリーの発想の源です。独自のCato SPACE技術をベースに構築された、Cato SASE Cloudは、アプリケーションアクセスの安全性および最適化という課題を、包括的に迅速かつ容易に実現できる、唯一の実証済みの成熟度の高いSASEプラットフォームです。サイト、モバイルユーザー、クラウドリソースなど、企業のすべてのエッジを、単一のグローバルクラウドネイティブプラットフォームで接続して保護できるのはCatoだけです。これこそが、SASEプラットフォームの真髄です。

Cato SASE Cloudは、世界中の65ヵ所以上のPoPに配置されています。Catoは、この広範な地理的範囲および実証済みの技術スタックにより、大規模なグローバル企業のお客様ニーズに対応しています。現在、Catoからの年間経常収益(ARR)が25万ドル以上のお客様は数十社にのぼり、前年比163%増となっています。その中には、ARR100万ドル以上のグローバル企業も含まれています。

「大企業によるCato SASEプラットフォームの採用が、驚くような勢いで拡大しています」とLightspeed Venture Partners社のパートナー、ヨニ・チェイフェッツ氏は述べ、次のように続けています。「破壊的なイノベーションと画期的なアイデアから始まったチャレンジが、企業のミッションクリティカルなオペレーションの中枢をなすビジネスとなり、急成長しています。Catoとパートナーシップを結び、『すべてのユーザー、ロケーション、アプリケーションに最適かつ安全なアクセスを提供する』という同社のミッションをサポートできることを嬉しく思います」

世界でも10指に入る国際会計事務所ネットワークである、ベーカーティリーインターナショナル社のエンタープライズテクノロジーディレクター、マット ジェニングス氏は、「Cato SASEプラットフォームは、当社の組織をつなげる方法を一変させました」と述べ、次のように続けています。「Catoのおかげで、M&Aなど、大きなビジネス変革にも、余分な労力をほぼかけずに、アジャイルに取り組めています。製品ごとに設定やアップデート、トラブルシューティングを行う必要がなくなり、仕事を素早く進めることができます。拠点やユーザーがどこでどれだけ増えても、Catoにより、常に同一の安全かつ最適なリソースへのアクセスを提供できます」

大手企業のお客様には、新たな要件があります。一部のお客様からは、より大規模な導入や、より奥深いセキュリティ調査が求められています。また業界やビジネスに特化した追加機能が必要な場合もあります。 今回の資金調達により、このようなニーズの拡大に対応し、リモートアクセス、ネットワーク、ネットワークセキュリティのコンバージド市場を、Cato SASEが先導し続けることができます。

次世代のクラウド技術に特化したリサーチアナリシスコミュニティ、Futuriomの創設者兼チーフアナリスト、スコット・レイノビッチ氏は、「CatoはSASEの先駆者であり、世に出る前から、このカテゴリーを構築していました」と述べ、次のように続けています。「同社は、グローバルなクラウド型ネットワークおよびセキュリティを提供する必要性をいち早く察知していました。このビジョンが、現在大きな成長を遂げています」

SASEおよびCato Networksの驚くべきパワーについて、詳しくはhttps://www.catonetworks.comをご覧ください。

その他のリソース

Cato CEOのブログ「Catoの評価額が25億ドルに上昇した理由」をご覧ください。

各業界の企業から寄せられたCatoの評価

ガーナー社の著名なアナリスト、ニール・マクドナルド氏とCato社CMOイッセイ・ヨーベルによる、ウェビナー「Top Drivers for SASE and How to Start Today(SASEのトップバッターと今すぐ取り組む)」にぜひご参加ください。